*復興ぞうきん*プロジェクト 未分類

5年経ちました

今日の盛岡は青空が見え、少し前に積もった雪もすっかり解けるくらいまで気温も上がり、
「去年は雪と風が強くて、寒くて大変だったね。あったかくなってよかったよかった」
と話していたのですが、
昼過ぎから雪が時折ちらつくようになってきました。
今日は弘前からボランティアさんがいらっしゃって、タオルの仕分けをしてもらった後、
お昼過ぎから一緒に、毎年中心部の公園で行われている「祈りの灯火」という追悼行事の
お手伝いに参加していました。

作業の途中、午後2時46分にはサイレンが鳴り渡り、全員で黙祷。
その時もまた、雪が降り出したのです。
黙祷が終わって、復興ぞうきんの縫い手さんが出店しているたこ焼き屋さんに顔を出すと、
いつも私たちを笑わせてくれる陽気な旦那様が
「あったかいと思ったらまーた雪が降ってきたねえ。
毎年この日は寒いんだよねえ。
津波で亡くなった人が、いいな~いいな~って言ってるんでねえべか」
とおっしゃいました。

全てを流され、お知り合いを亡くされてもいる方のその言葉に、
返す言葉をとっさに見つけられずにいると、それを察してか、すぐさま
「たこ焼き食べていいな~いいな~ってね(笑)」と、
いつものようにおどけてくれました。

休憩の時には、ボランティアに参加していた別の縫い手さんにも会いました。
数少ない男性の縫い手さんです。
何かしたい、しなければ、という思いで、今回のようにお手伝いができる時は
なるべく参加するようにしている、とのこと。
お孫さんのお世話で忙しいというお話をひとしきりうかがって別れました。


「日々を暮らす」ことが一人一人の復興の歩みなのだということをあらためて感じています。
ただ、一変してしまった故郷や失った人・ものを胸に、重ねていく月日の重さは、
推し量ることさえできません。
それでも、復興ぞうきんで支えになっていることがあるのなら、ともに歩いていきたい。

5年という歳月が短いのか長いのかはわかりません。
今わかるのは、縫い手さん達と過ごしていて、また、沿岸の復興の様子を見て、
この活動を「区切る」という選択肢が見える状況にはないということです。

私たちにできることを考え続けながら、6年目も活動していきます。
縫い手さんの笑顔と、この活動を通じてつながっている方々のお気持ちを原動力に。


   ともこ






復興ぞうきんプロジェクトの「秘密」?

復興ぞうきんがなぜここまで続いてこられたか?

それには、全国各地の地元で積極的に広めてくださっている方々の存在がとても大きいです。
「支援者」というよりも「仲間」という言葉がふさわしい、
アイディア豊富で、行動力のある、本当に頼もしい方々!

長野には、その名もズバリ「復興ぞうきん信州応援団」があるんです。
独自にチャリティーイベントなどを企画・開催して、
復興ぞうきんを広めてくださっています。

 復興ぞうきん信州応援団ブログ

8月29日(土)はフラメンココンサート!
お近くの方、よろしければ足をお運びください!


   ともこ

4年が経ちました

今日は3月11日です。
多くの方にとって特別な日となってしまったこの日。
毎年この時期、心が落ち着かなくなるという縫い手さんの声が聞かれます。

本日は各地で記念のイベントが行われています。
盛岡では「祈りの灯火 2015 ~これからも共に~」というイベントがあり、
広く募って集まった1万個以上の灯篭に鎮魂の灯が灯ります。
これにSAVE IWATEも参加しており、復興ぞうきんの販売も行います。
参加の声をかけあっていた縫い手さん達もいました。

そして、5年目に入ります。
語りきれない様々な記憶と想いがあらためて湧き上がりますが、
今はとにかく、「これからが正念場」ということだけははっきりしているように思います。

これからも共に歩んでください。
どんな形でも結構です。

私たち復興ぞうきんチーム・紡ぎ組も、
変化を余儀なくされる環境に置かれていますが、
今もこの活動を必要としている方々と、
それを応援して下さるたくさんの方々とともに、
5年目も、今できる形で活動を続けていきます。

引き続きどうぞよろしくお願いします。

ともこ


ご注文にあたり、お知らせです

皆様にはいつも大変お世話になっております。

復興ぞうきんはおかげさまで全国の沢山の方々に
ご支持、ご支援をいただき、
震災から3年半以上経過した今も、
まだまだ活動を継続することが出来ております。


おそらく多くの支援活動と同様に、
販売数は年月の経過とともに徐々に減少してきておりましたが、
ありがたいことにこの秋以降はまた持ち直し、
ただ今大変多くのご注文をいただいております。

既に在庫は底をつき、ご注文に対し、
ぞうきんが仕上り次第、順次お送りしているような状況で、
12月12日現在で、
お届けを確約できますのが1月後半となっております。

復興ぞうきんは全て手縫いで、
デザインは全て被災者である縫い手さんにお任せしております。
それに加え、
ご自身の生活のペースに合わせて参加していただくことをモットーに、
製作のノルマは設けず、「くれぐれもご無理をしないでください」と
お声がけしてきております。

注文数に応じて製作のペースを上げてほしいというご要望もあるかもしれません。
縫い手さんの中にも、ご注文の増加を受け、
張り切ってたくさん縫っている方もおります。

その一方で、縫い手さんの多くは70〜80代。
ご自分のペースで丁寧に仕上げたぞうきんを持って
月に1〜2回、紡ぎサロンに参加するということで
心身を健やかに保っているという方が大半です。
せっかくのご支援のお気持ちに速やかに対応できず大変申し訳ありませんが、
製作ペースを上げるのには限界がありますことをご理解いただけますと
幸いです。

もちろん、たくさんのご注文が何よりの励みとなり、
現在順調に製作は進んでおります。
今後、想定以上の枚数で仕上がってきた場合には、
ご注文順に可能な限り発送時期を繰り上げて参ります。

しかしながら、現状ではお届けまで最大1ヶ月半ほど
お時間がかかりますことをご了承の上ご注文いただけますよう、
何とぞよろしくお願いいたします。


ともこ

宮古サロン

今日の宮古サロンは参加者3名でした。
お正月を挟んだから、皆さん忙しくて縫えなかったかな?
今日来られた方々が、
「参加者がこんなに減って、いよいよ宮古サロンも終わってしまいますか?」
と不安そうだったので、
必要とされている限りは何とか続けていくつもりだし、
本当に諸事情で続けられなくなった時には、
それでも突然来月からありません!なんて事はしませんから^ ^と
お話して来ました。

いつもはバタバタと忙しそうに帰って行くSさんが、
今日はしばらく残っておしゃべりしていかれましたが、
「仲の良かった人が家を買って仮設から出て行ったけど、
その後連絡もなくどうしてるか分からない。」
「やる事はいっぱいあるけど、急ぎじゃないからつい放り出して、なかなかやる気になれない。復興ぞうきんは(月1回のため)期限があるから、頑張ろうという気になる。これがなくなったら寝てるだけになってしまいそう。」
等々、また現在住んでいるところは、とにかく最初カビだらけで、3ヶ月半くらい掃除をして綺麗にした事など、
堰を切ったように話していたのが印象的でした。
また最近よく最後まで残っておしゃべりしていかれる方は、
今日も最後までいらっしゃいましたが、
病気を抱えていた事や、毎日色んなお稽古(教わったり教えたり)があって忙しいと言いつつ、
それでもこの宮古サロンでゆっくりして行く事に、きっと何か安らぎを感じていらっしゃるんだろうなあと
話の節々に感じられました。

もうすぐ震災から3年。

やっと、という思いと、まだ、という思いと、
それは人によって様々だし、
立ち上がって歩き出すタイミングも歩くスピードも、
背負って来たもの、失ったものも人によって様々だから、
どこかの一時点で、はい、これでみんなもう大丈夫だから終わり!なんて事はあり得ないと思うのです。

復興ぞうきん活動も他の復興支援商品同様、
震災風化の波にのまれて、正直なかなか厳しい局面を迎えてはいますが、
心の支援はまだまだ、というよりこれからもっともっと必要になって行くと思われますので、
どうかご支援者の皆様には、これからもたとえ細々とでも繫がり続けていただきたいと、
切に切に願います。

そうそう、最後になってしまいましたが、
ちょうど1年前に、復興ぞうきんプロジェクトに1万円のご寄付をくださった安比の堀口さんから、
今年もまた同額をいただきました!

今日と来月の宮古サロンのドライバーを引き受けていただいただけでも十分助かっているのに、
本当にありがとうございます!

大切に有効に使わせていただきますね!




なみ

プロフィール

紡ぎ組スタッフ

Author:紡ぎ組スタッフ
被災者の方々に、手仕事をすることで気持ちを和らげていただき、またいくらかでも収入確保につながるよう、復興ぞうきんを縫っていただく活動を行っています。

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