先日のタオルの募集の記事の後、
たくさんの方からタオルが届いております。
家中を探してくださった方、周りの方にもお声いただいた方、
わざわざまとまった数を注文して送ってくださった方、
みなさま、本当にありがとうございます。
添えられたお手紙を拝見すると、
「この活動を絶やしてはいけない、なんとかしなければ」
という思いで送ってくださったのが伝わってきます。
その中に、封筒の表書きの住所は東京ながら、
文末のお名前の前に「福島市」と書かれている方がいました。
自主避難されている方でしょうか。
転勤等で地元を離れている方でしょうか。
そのような方もこの活動を応援してくださっていると思うと、
喜びだけでなく、また一層、
「がんばらなければ!」という思いが湧いてきます。
糸も、たくさんの方から寄せられています。
かなりの数をまとめてお送りいただいた糸を見ると、
ああこれでまだ、ぞうきんの価格を上げずに済む、
縫い手さん達からの買い取り価格を下げずに済む、と
心底安堵します。
80円封筒に入れて送られた糸を見ると、
支援してくださる裾野が広いばかりでなく
たくさんの方の身近にこの活動があるように感じ、
嬉しく、そして誇らしくも思ったりします。
たくさんの方に支えられながら、
復興ぞうきん、まだまだがんばれそうです。
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では、1/12~18の活動状況をご報告いたします。
■製作状況
製作枚数 950枚(累積枚数46,490枚)
製作者数 34名
■販売状況(随時データを修正しています)
納品数 196枚(累積枚数41,522枚)
販売先 岩手(盛岡)、千葉
予約枚数 840枚
■縫い手さんの声
・手づくりの帽子、盛岡市内のハンドメイドのお店から
注文をいただきました。
元々SAVE IWATE の感謝祭で紡ぎ組スタッフさんにかぶってもらおうと
プレゼントさせてもらったもの。
そこから、羅針盤さんから作り方教室の講師のお話をいただいて、
生徒さんが作ったものをフェザンのイベントで販売されて、
そこで一緒に出店してた方が目を留めてくださって…
その方は偶然、同じ宮古出身の被災者の方だったんです。
なんだかどんどんどんどんつながっていってすごいですね。
こんなふうになるなんて夢にも思いませんでした。
一般に販売するなんてとても気後れするけれど、
こうしてせっかくつながったご縁ですから、
失敗したらしたでいいお勉強と思って、やってみようと思います。
・今度番屋でやる肉まん作りに参加しようと思って。
皮から手づくりするんだって~
面白そうだから行ってくるね。
覚えたら今度ごちそうすっから!
■ご支援者の声 *抜粋
「私ははじめてお手紙を書かせて戴きます
千葉に居住しております68才になるものなので、
そちらに復興のお手伝いにはなかなか行くことが
できません。
何かお役に立てればと常に思っておりましたところ、
15年以上のおつき合いになる、リフォーム会社で
今年のお歳暮に"復興ぞうきん"をといただきました。
その会社は盲導犬の育成の支援や、介護の支援など
積極的に行動しているところです。
私が戴いたぞうきんは岩手県宮古市のK・Kさんと
岩手県大槌町のA・Cさんの手作りの2枚でした。
それではと思い家にありましたタオルと少々の糸を
お送りしたいと荷造りしました。
どうぞお役に立てていただければと思います。
まだまだ寒い日が続きます。どうぞ皆様お元気で
お過ごし下さいます様、心よりお祈り申し上げます。」
(千葉県/S・S様)
■1月の予定
<紡ぎサロン>
・復興支援センター 1/9、16、23(水)
・鉈屋町新番屋 1/4、18(金)
・あすからのくらし相談室(宮古)1/30(水)
<販売イベント>
・
第9回松阪・紀勢界隈まちかど博物館企画展「燈(ともす)」 【期間】1月26日(土)~2月11日(月・祝)
【会場】三重県斎宮歴史博物館
*ご支援により三重県初の販売会が実現しました!
お近くにお住まいの方、どうぞお立ち寄りください。
<勝正さんの網編み教室>
【日時】1月24日(木)13時~15時半
【場所】鉈屋町番屋の2階
【内容】初めての方:アカスリ
慣れて来た方:ペットボトルホルダー
【参加費】1,000円(材料代実費分)
<購入その他お問合せ先> tsumugigumi@gmail.com
