*復興ぞうきん*プロジェクト 【紡ぎ組】イベント報告

【紡ぎ組ZUTTOツアーに行って来ました】

 東日本大震災から6年目を迎え、紡ぎ組では復興の進捗状況を直接見てもらったり、
ぞうきんの縫い手さん達との交流を通じて「今」の状況を知ってもらおうと、
ZUTTOツアーを企画しました。
昨夏の台風10号で訪問予定地が被災し、一時は頓挫しましたが、
改めて被災地見学に特化したツアーに組み直し、3.11のあの日を目前に控えた3月4~5日、
首都圏や地元からのお客様と共に宮古市田老や岩泉を回ってきました。
  
<1日目>
 盛岡駅集合
 もりおか復興支援センターで盛岡市のサポート状況を紹介
 復興ぞうきん縫い手さんとの交流会
 もりおか町家物語館で買い物
 SAVE IWATE 本部 見学
 宮古市に移動(宿泊:休暇村陸中宮古)
  
 初日のメインイベントは縫い手さん達との交流会。
会場は、復興ぞうきんサロン会場のひとつ、鉈屋町新番屋です。
おにぎりと縫い手さん手作りの汁物や漬物、郷土菓子などで昼食をとりながら、
これまでのご支援のお礼を伝えるとともに、縫い手さん達の「今」に
触れていただくことが出来ました。感激した縫い手さんが涙ぐむ一幕も。

1.新番屋

 紡ぎ組の拠点でもあるSAVE IWATE本部では、
和ぐるみチーム、くるみカゴチームの活動などもご紹介し、一路宮古へ。

道中では、SAVEIWATE理事・北田によるガイドを聞きながら、
車窓から震災と台風10号による被害を見て頂きました。
今でも爪痕があちらこちらにくっきりと残っています。

 宿泊先には、以前ボラン ティアとして紡ぎ組を手伝ってくれていた堀内興八さんも
駆けつけてくれました。楽しいお話に、皆さん、食事もお酒も進んだようでした。

3.堀内さんと

  
<2日目>
 浄土ヶ浜観光
 元縫い手さんの柿崎典子さん宅を訪問
 田老地区の被災箇所を見学
 岩泉にて台風10号の被災箇所訪問
 龍泉洞観光会館にて昼食
 盛岡駅解散
  
 翌日は朝早く出発し、今回のツアー唯一の観光地(急遽追加しました^^)「浄土ヶ浜」を訪れ、
レストハウスで津波の高さを確認した後はウミネコの餌やりに興じました。

5.浄土ヶ浜レストハウス

4.餌やり1

小学生の男の子も難しい話からちょっと解放されて楽しんでくれたかな。

 そして2日目のメインイベントのひとつ、仮設住宅から転居された元縫い手さんの
お宅を訪ねました。山を切り開いた高台に出来た集団移転地「三王団地」についての説明や、
震災当時の様子、これまでの歩み、現在の様子などをお話しいただきました。

6.柿崎さん説明中

あっという間の1時間でした。

7.柿崎邸前
 
 名残惜しくお別れした後は、防災ガイドの案内で防潮堤や旧田老観光ホテル等の被災地巡り。

8.ガイド

田老では、町を守っていた高さ10mの二重防潮堤のうち北側の海岸防潮堤が倒壊して、
そこから津波が集落に渦を巻く様に流れ込んだそうです。

8.被災前後航空写真

建設中の14.7m高の防潮堤に上って海側を見渡しましたが、
下から盛り上がる通常の波とは異なり、大きな壁となって時速100キロ前後で
迫ってくる津波を想像すると、恐怖しかありませんでした。

10.防潮堤と旧田老観光ホテル

 港の製氷施設で黄色い目印の「昭和」「明治」「3.11」それぞれの津波到達点
(低い方から順に並んでいます)を確認、

9.貯水施設

「旧田老観光ホテル」では6階の部屋で、この場所から映した、
4階まで達したという迫りくる津波の映像を見て、実感を伴う恐怖に襲われたものでした。

11.旧田老観光ホテル

12.旧田老観光ホテル2

13.旧田老観光ホテル3

ここでは地殻が東南方向へ2.18m移動し、地盤が0.31m沈下するという
大きな地殻変動もあったそうです。

15.地殻変動の跡
  
 田老を出た後は北上し、台風10号の被災地岩泉へ。
SAVE IWATE理事長の寺井から説明を受けながら、
泥で埋まって再建の見通しの立たない「楽天球場」、

16.岩泉楽天球場

操業停止が続いている「岩泉乳業」の工場、

17.岩泉乳業

9名の犠牲者を出した高齢者施設「楽ん楽ん」の跡地、

18.楽ん楽ん跡地

氾濫した川の爪痕、

20.氾濫した川

復旧作業を行いながら一部再開した「道の駅」などを見学した後、

19.岩泉道の駅

今月19日の営業再開を待つ龍泉洞に寄り、
休業中の龍泉洞会館で館長さんのご厚意により、昼食を出していただきました。
ここでも当時の様子や被災状況の説明をしていただきました。
  

 ほぼ全行程に渡り観光とはかけ離れたツアーでしたが、
参加者の皆様からは口々に「来てよかった。」とのお言葉を頂きました。
復興ぞうきんのご縁でつながれた方々と実際に被災地を回ることができ、
私たちもとても充実した2日間でした。
  

 皆さまから寄せられた感想をご紹介させていただきます。
  
「心暖まる歓待をありがとうございました。手作りのお料理は、本当に美味しかったです。
復興ぞうきんを作っている縫い手さんに直接お会い出来て、
震災7年目の今を知る事が出来ました。
ガレキも無くなり皆さんお元気で、災害公営住宅や戸建ての建設も始まっていますが、
生活の再建にはまだまだ道半ばとの感想を持ちました。
ぞうきんを作る事が生きがいになっていますの言葉を心に留めて、
これからも微力ながら応援をさせて頂こうと思います。」
(大和サポート 篠田道子様)


「縫い手さんとの交流を楽しみに親子でツアーに参加しました。
実際にお会いできて嬉しかったです。あたたかく迎えてくださって、
美味しい手料理も準備してくださった皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
震災の今を実際に訪れて学べた事を伝えていきたいです。」(樋口敏子様)
「津波がきたら、高い所に逃げることが分かりました。」(樋口修陽君)


「エネルギッシュにハートフルに各所をご案内頂きまして感謝致します。
思った以上に多勢の方々とお会いし、お話が伺えて嬉しかったですね。
スケジュールの消化の中に熱意ある「おもてなし」の心、会話のあたたかさに接しまして、
これまでの私のボランティア活動とは一味違った印象が残りました。

印象的だったことは次の4点かと思います。
1)「お茶っこ会」参加の縫い手さんの「表情」「話し振り」が何とも言えないものがあったこと。
 熱心に話をされる皆さんの内容に注力し、そのご苦労振り、辛かった事などが
 伝わって参りまして「価値」が大きかったです。
2)「ぞうきん」「くるみカゴ」の製作に地道な取り組みをされていること。
 (やはり東北の方々の純朴さはとても好きです。)
3)旧たろう観光ホテルを訪問し外階段を登りましたが、少々呼吸が乱れましたものの
 ガイドさんの説明と津波のVTR拝見し衝撃が走ったこと。
 (あの日忘れない!私も絶対も忘れません!)
4)台風10号被災地の状況を拝見し災害の残酷さを再認識したこと。
(龍泉洞にもまた多勢の観光客が来られると良いですね。)

私は今回買い求めました8名の縫い手さんの「復興ぞうきん」を
3人息子達にも趣旨説明の上手渡し活用をさせたいと思います。
東京におりましても資料を読み返し、東北大震災のその後をより充分に
理解したいと思う次第です。(3月11日のテレビ番組には「NHKスペシャル・
東日本大震災」が、またフジテレビで「3・11“巨大地震をわすれるな”」が放映されますので
確りと観るつもりです。)」(富田和彦様)


「紡ぎ組の皆様のお話を聞いたり、被災地のボランティアの方々の話も、
この大震災を風化させてはいけないという思いを改めて感じました。
きめ細かい心使いのこもったツアーで、この出会いは貴重な思い出となりそうです。
復興ぞうきんを縫う事で友達の輪と生きがいが得られている様子に、
私たちも復興ぞうきんを紹介していきますね。」(斎藤真由美様)



なみ
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【「ともだちセット」を作りました】

いつも大変お世話になっております。

今日は、紡ぎ組より新しいセットをご紹介させていただきます。

その名も「ともだちセット」

宣伝写真ブログFB用小サイズ


復興ぞうきんぷち、という「ともだち」を
ひとつのセットにしたもので、
みなさまの周りにおられる、

●復興支援をしたいけど、何をしたらいいかわからない、
●え?復興って終わってないの?
●三陸に行く時間もお金の余裕もないけど何かしたい!

といった「おともだち」へのご紹介や
プレゼント、お遣い物、お土産等に、
ぜひぜひご利用いただきたければと思います。

復興ぞうきん(300円)とぷち(2枚組400円)を
ひとつづつ袋に入れ、リボンで結んであります。
(紡ぎ組の活動やぞうきんを紹介するチラシも入っています)

価格は650円。

ほんのちょっとですが、お得になっております♪

また、お手元にではなく、直接「おともだち」の元へ
送ってほしい!という方は、定型外郵便での発送となりますが、
1軒あたり900円(実費送料込)
で承ります(^0^)/


東日本大震災から、まもなく6年が経とうとしている中、
SAVE IWATEはもとより、他の多くの支援団体の活動は
資金的にかなり厳しい状態に置かれています。

震災記憶の風化の波に押され、
もう復興は終わったのではと言う声も聞かれます。
ここ数年はほとんど毎年、日本のどこかで大規模自然災害が起きていて、
どこでも支援を必要としている方々が沢山いらっしゃるため、
仕方ないのかもしれません。

東日本大震災からの復興は確かに進んでいます、それは間違いありません。
でも、終わってはいないのです、決して。
そして、心の支援は、まだまだ十分とは言えない状況です。

どうか紡ぎ組の活動を広げさせてください!
ぜひぜひ、みなさまのお力をお貸しください!
どうぞよろしくお願いいたします!



なみ

2015年紡ぎ組お花見会報告

全国各地で真夏日が続く今日この頃、時期外れとなってしまいましたが、
去る5月8日に行いました、紡ぎ組お花見バスツアーのご報告です。

今更、本当に、今更、ですが、縫い手さん達の様子をお楽しみください^^
(いつもご報告が遅れがちで申し訳ありません)


今年は去年に比べて、一層開花予想と天気予報に翻弄された
私たちスタッフでした。
全国で1週間から10日も開花が早いというニュースに、
どうしよう、でも一昨年は結局例年通りだったし・・・、
と悩んでいるうちに、開催できる日程の選択肢がどんどん減って、
仕方ない!また北方面に望みを託そう!と、
ようやく決まったのが、ゴールデンウィーク明けの
5月8日(金)。

時折修正される開花予報をびくびくしながら確認する日々。
ついには「やっぱり開花、早かった!北方面も終わったらしい(T T)」
との情報に、桜はなくても何かしら花はあるだろうと
淡い期待を抱きながら、急きょ温泉も組み込んで、
「はだかのつきあい」を楽しんでいただくことにしました。

当日は朝からいいお天気。

3月いっぱいで退職した、元スタッフの吉田も
東京からかけつけてくれて、名バスガイドが復活しました^^

バスガイド有香子

まずは八幡平市松尾の産直「松っちゃん市場」で買い物をし、
そこから岩手県民の森へ。

駐車場に着いた途端、歓声が!!

県民の森P

さくらがある!!


やっぱり紡ぎ組は持ってますよ!\(^0^)/

そしてそして、見てください、この快晴!この真っ青な空!

みんなの広場でランチ

眼前に広がる青々とした芝生と
その向こうにそびえたつ岩手山を眺めながら
ブルーシートを敷いて、ピクニック気分でお弁当を広げました。

みんなの広場でランチ2

この日のお弁当は地元で採れた山菜や野菜をたっぷり使った
品のあるやさしい味わいのものでした。
おばあちゃんたちにはちょっと量が多かったかな・・・

お弁当

「こんな風にみんなで外で食べるのは、小学校の遠足以来だ~。」

という人もいれば、もう少し高齢の方は、

「小学校の時は戦争中だったから、遠足に行った記憶はないねえ。」

と、学徒動員の話やら、空襲で麦畑の中を走って逃げた、
体育の授業はやりやなぎなたで敵が来たらこれで突け!と
練習させられたという話なども飛び出してきて、
びっくりしながらも、なかなか貴重な、語り継ぐべき体験談なども
聞かせていただきました。

そんな話をしながらどなたもみな、悲壮感はなくて、真っ青な空の下で
とても楽しそうにおいしいお弁当をほおばっているおばあちゃんたちなのでした。


前述したとおり、お花見弁当が楽しめる確率はかなり低いと思っていたんですよ。
なにしろこのあとの行程に入っている八幡平ハイツ(温泉)に
前日に問い合わせた時にも、もう終わっていると言われていたんです。

ただ、県民の森はもう少し山の奥まったところにあるから、
もしかしたら・・・?というわずかな、いえかすかな可能性に賭けて
やってきたところ、

これですよ!

八重桜

八重桜2

八重桜3

広い園内をのんびり散策し、にっこにこの笑顔で集合写真を撮った後は、
いよいよ温泉へ。

集合写真1

途中の山道にも八重桜が満開ですよと、事務所の方に聞いたので、
わくわくしながらバスに乗っていたら、

ありましたねえ^^

車窓から


八幡平ハイツでは入浴組とおしゃべり組とに分かれましたが、
前者はのどかな露天風呂、
後者はおいしいケーキや地元で採れた山ぶどうジュースなどで
ゆったりのんびり楽しいときを過ごしました。

八幡平ハイツ庭
(八幡平ハイツ庭から)

その後ドライバーさんの提案で近くにあるサラダファームへ。
大人気スイーツや、隣接するフラワーファームでの花や野菜の苗など
めいめい買い物をしました。

人気のアルパカには会えませんでしたが、ウサギとふれ合えるコーナーもあり、
ここでは縫い手さんやスタッフが、ウサギたちのアイドルとなっていましたよ。
(エサをねだられているだけという説もチラホラ 笑)

サラダファーム

紡ぎ組みのお花見会は4回目となりましたが、
今回始めて参加された方も結構いて、みなさん口々に、
「参加してよかった~。」「楽しかった、また来年も!」と。

毎年参加している縫い手さんからは、
「恒例になって来年も再来年もずっとつづくといいねぇ」、
との声も上がっていました。

今年も大成功の紡ぎ組みお花見会でした。




なみ

宮古にお花見に行ってきました♪

5月1日(木)、「沿岸お花見交流会」と題して、
縫い手さん達と宮古にお花見に行ってきました。
今年は、一般の方や宮古在住で活動に参加している方にもお声がけし、
総勢35名という、これまでで一番参加者数の多い会となりました♪

当日は残念なことに雨予報。
朝の待ち合わせ時間の頃には既に細かい雨が降ったり止んだり。
それでも、盛岡組が全員バスに乗り込み、
紡ぎ組が誇る名バスガイド、スタッフ吉田の
「本日はお天気も大変よろしく〜」という第一声で
大きな笑い声が起きて、楽しい1日がスタートしました。

バス車内



2012年に「沿岸からいらした被災者の方に、
盛岡でのお花見も体験してもらおう!」ということで
スタートした企画でしたが、
会社勤めか町内会などのツアーでもない限り、
このように親しい人たちと集まってのお花見という
機会もなかなかないようで、毎年好評です。

特に今年は内陸ではなく沿岸方面ということもあり、
企画当初は、震災から3年余りが過ぎはしたけれど、
もしかしたら躊躇する方もあるかなという
私たちの心配をよそに、
過去2回以上のご参加になりました。


途中の山々を越えた宮古市川内村の辺りでは、
雨も上がり、桜をバックにこいのぼりが泳いでいました。

こいのぼり


昼食会場である国民休暇村陸中宮古で、
月1回開催の宮古サロンに参加されている
縫い手さんたちとも合流し、
初顔合わせで自己紹介をしていただいた後、
おいしい三陸の幸をいただきました。

ランチ

そしてなんと!
この日が82回目のお誕生日という方も。
みなさんに祝福の拍手をいただき、
素敵な笑顔がこぼれていました。

自己紹介


復興ぞうきんの開始当初から参加されていたKさんからは
クラフトテープで作った可愛らしいストラップが
参加者全員にプレゼントされ、みなさん大喜び!

プレゼント プレゼントストラップアップ画像


食事の後はいよいよこの日のメインイベント、
臼木山でのお花見です。
前日から今朝まで降り続いた雨で、
私達スタッフもとても不安だったのですが、

そこはやっぱり紡ぎ組!

散策路を、山桜やカタクリの花に歓声をあげながら
進んでいくと、その先には…、

100種類以上あるといわれるたくさんの桜が、
私達を歓迎するかのように咲き誇っていましたよ~!!

桜道

様々な桜

珍しい緑の桜【鬱金~うこん~】も咲いていました♪

うこん

見物

東屋に入り、お団子とお茶でひとやすみ♪

東屋

帰る頃になって、ぱらぱらと雨が降り始めましたが、
それでも、傘はなくても、まあ大丈夫かなという程度でした。

散策路帰り山桜と共に


臼木山散策を終えて、バスが出発したとたん、
大粒の雨がー!

でも、もう大丈夫~~^^
あとはあられでもひょうでも、
好きに降ってちょうだいな (^m ^)ぷぷっ


バスは一路、もう一つのお楽しみ、【魚菜市場】へ。


震災前は他の地域の方々も、
買い物やレジャーなどでたまに宮古までいらしたり、
わざわざこの【魚菜市場】まで来ることもあったようですが、
震災後は、内陸の盛岡からは地元に帰るのが精一杯で、
なかなか来たくても来られなかったという方がほとんど。

「沿岸の人はやっぱり魚は沿岸で買いたいのよね。
鮮度が全然違うもの。」

と、どなたもみな、生き生きと、
そして真剣なまなざしで海の幸を吟味していました。
なかにはここが一番の目的だったと、
保冷バッグを持参された用意のいい方も(笑)。

魚菜市場2

魚菜市場

魚菜市場4

魚菜市場5  魚菜市場6


盛岡に帰るバスに乗り込むときのみなさんの表情は、
なんと嬉しそうで晴れ晴れとしていたことでしょう。


ただ、今回はご支援者の方々の参加もあったため、
縫い手さん達に精神的な負担をかけない程度に
被災地を遠目に視察する予定もあったのですが、
途中、港にある道の駅で休憩を取ろうとしたところ、

「海が近い、怖い…!」

「海は見たくない…」

というお声が上がったため、
慌てて車をUターンさせたという出来事があり、

宮古出身のドライバーさんが自ら、
沿岸ではなく仮設住宅などの復興状況等の
解説をしてくれました。


復興は遅々として進まないし、
普段は笑顔で過ごしていても、
大きく辛い傷が完全に癒される日は
まだまだ遠い先のようです。

こうして時には楽しい企画に参加することで、
少しずつでも心落ち着ける日々や思い出を
増やしていっていただきたいなぁ。


帰り際にも、後日いらした紡ぎサロンでも、

「楽しかったー、ありがとう!!」

のお言葉をいただきましたが、
陰にはそんな場面もあったことを忘れてはいけないと思いました。



なみ

プチお花見会をしました

昨日4月23日のお昼に、縫い手さんたちとプチお花見会をしました。

場所は復興支援センターからすぐの盛岡城跡公園(岩手公園)。
震災翌年、初めて企画したところです。

参加者は非番のスタッフ2名と縫い手さん6名、
それにボランティアさんも2名、駆けつけてくれました。

お天気も上々^^
ほぼ満開の沢山の桜の下には、ブルーシートを大きく広げて、
場所取りをしてあるところも多く見られました。
きっと夕方から近くの会社の人たちが宴会をするんでしょうね。

私たちが陣取ったところの少し奥では大道芸をやっている人がいて、
時折人だかりになっていました。

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今回は、本番の5月1日宮古お花見交流会とは別に、
そちらに参加できない方も含めて、
スタッフとお昼ご飯にお付き合いしませんか?
どなたでもその日の気分でどうぞ~と、
特に申し込みも不要でお声をかけていた企画でした。

企画、というほどのことでもない、
単なる「桜を見ながらランチしましょ♪」ってことだったのですが、
晴天と気温上昇も手伝って、総勢10名の、いい具合の集まりに。

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それぞれ、お弁当やおにぎり、海苔巻おこわ、
天ぷらやお新香、チョコレートやお菓子などを持ち寄って、
みんなで分け合って食べたりおしゃべりしたり。
スタッフ手づくりのお花見団子(みたらしとあんこ)もあって気分は上々。

「いつもは一人だから、食もそんなにすすまないけど、
今日はいっぱいいただいちゃった。」

「みんなで食べると楽しいし、美味しいのさ~。」

と、あちこちから手をのばしては、色々なお味を楽しんでいました。

私も、ほとんど全種類いただいちゃったんじゃないかな?

う~~ん、食べ過ぎ~~!
このままここで寝てしまいたいです~~!

と、腰を上げるのもためらうほど、
ほんわかノンビリゆったりとした時間が流れていました。

桜に負けないほど、みなさんのお顔にも笑顔の花が咲きましたよ^^

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たくさん食べて、たくさんおしゃべりして、たくさん笑った後は、
咲き誇る桜を上からも楽しもうということになり、
ぞろぞろと城壁の上に回って行きました。

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想像以上に桜の雲海が広がっていて、
1枚の写真にはとても収まらないほどの絶景でした。

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歓喜の縫い手さんたちの記念撮影。

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十分満喫した後は、名残惜しそうにしながら、
センターへ戻ります。

途中には【シダレウメ】も咲いていました。
梅と桜が同時に咲くのは盛岡では珍しくないそうです。

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城壁の上にも桜はあったのですが、
どちらかというと、桜よりもみじが多くて、

「秋になったら紅葉狩りもできるね~、またお団子屋さん開店してね。」

と、スタッフ手づくりのお団子がすっかり気に入ったIさんが、
にこにこしておっしゃっていました。

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そうそう、桜の太い幹に種子が飛んできたのか、
小さな小さなもみじが、幹から直接(枝ではなく)花を咲かせていた
桜と一緒に目を出していました。
こんなこともあるんですね。

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帰り際、デリケートでちょっぴり悩み事も多かったIさんと、
いつもは物静かなT子さんとの会話の中で、

「こんなにも笑ったのは久しぶり。とっても楽しかったわ。」

と聞こえてきて、私たちもうれしくなりました。

約2時間弱の、楽しい楽しいランチタイム&お散歩でした。





なみ
プロフィール

紡ぎ組スタッフ

Author:紡ぎ組スタッフ
被災者の方々に、手仕事をすることで気持ちを和らげていただき、またいくらかでも収入確保につながるよう、復興ぞうきんを縫っていただく活動を行っています。

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